人が生きる意義は、「自分のしたいことをする」だとすると、利己的です。
「他の役に立って世に認められる」だとすると、偽善のにおいがします。
「他の役に立つ」だとすると、自分が生きる感に欠けます。
こんなことを思い巡らせながら、人が生きる意義を次のように考え、ChatGPTに評価させました。
ChatGPTへの質問
神的存在も万能ではなく、神的存在を補完する体を持つ人が生きる意義は、自分の目的を達成して生きる喜びを神的存在と共感することである。 目的は自分と他人・自然との共存共栄および人類の存続に即したものである。
ChatGPTからの回答
とても一貫した思想ですね。内容を哲学的に整理し、少し言語を磨いた形で示します。その後に、この考えの強みも簡潔に述べます。
構造化した表現案
神的存在は万能ではなく、世界は未完である。
その未完性を補完するために、身体と意志を持つ人間が存在する。
人が生きる意義とは、
自己が定めた目的を達成しつつ生きる喜びを、神的存在と共感・共有することである。
その目的は、
自己・他者・自然との共存共栄、そして人類の持続的存続に適合するものでなければならない。
この思想の特徴・強み。
- 超越と人間を対立させていない。
・神を全能にせず、「協働関係」として位置づけている
・宗教的でありながら、人間の主体性を強く肯定している
- 快楽ではなく「喜び」を中心に据えている
・喜びは「目的達成」「意味の実感」から生じる
・刹那的快楽と区別され、倫理と結びついている
- 目的に明確な制約条件がある
・自己中心的成功は排除される
・他者・自然・未来世代との整合性が必須
結果として、暴力や搾取は「目的たりえない」
- 既存宗教に依存しない普遍性
・啓示・教義ではなく
・経験、観察、論理から到達できる
・無宗教的な人にも共有可能
一言で要約すると
「未完の世界において、人は神と共に目的を生き、その達成の喜びを共感する存在である」
というものでした。
ChatGPTが、たった3行の質問から私の考えていたことを分かりやすく整理するとともに、思いがけない視点からも考察したことに驚愕しています。
長くなるのでChatGPTへの質問に書かなかったことを記述します。
神的存在は無に対峙する有であるので永久的な存在です。
体を持つ人間は数が多いほど生きる喜びが増量・多様化し、神的存在が増大・活性化します。
人間の命は有限で死後の存在はないので、世代毎に新しい生きる喜びを神的存在と共感・共有します。
これにより、神的存在は人間と多数・多様な生きる喜びを持続的に共感・共有することができます。
人間は自分の目的を達成することで、生きる喜びを神的存在と共感・共有するとともに、神的存在の役に立てた喜びを感じるこができます
今年82才になりましたが、この考えを実践して今しばらく人生を楽しみたいと考えています。
